ローズマリー、ユーカリ、ラベンダー、ペパーミント……これらはすべて、虫が近づかないといわれているハーブです。

植物の香りに天然の虫よけ効果があることはよく知られていますが、なかには「モスキートブロッカー」という、頼もしい名前の植物もあります。

嫌われ者のモスキート、つまり蚊をブロックしてくれる木。

モスキートブロッカーは、オーストラリアが原産のティー・ツリーの一種で、この木に含まれる

　「シトロネラ」という香りの成分を、蚊が嫌がるのだそうです。

人間にとっては柑橘系のいい香りですから、これからの季節、さわやかな気分になれるアロマセラピー効果と、虫よけ効果が同時に期待できる、一石二鳥の植物といえそうですね。

　屋外でバーベキューパーティーを楽しむことが多いオーストラリアの家庭では、モスキートブロッカーを庭に植えたり、鉢植えを置いて蚊を寄せ付けない
ようにしているとか。

最近は、日本でも鉢植えを買い求めることができるので、ベランダや窓辺に置いて、蚊の侵入をシャットアウトしてはいかがでしょう。

天然の香りのチカラで、虫に邪魔されない快適な夏の暮らし。皆さんも試してみませんか。